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保険での資産運用|損しないために見るべきポイントとおすすめの人

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保険というと、もしもの時に備えて付けておく保証、ということを第一に考えがちですが、貯蓄をはじめとする資産運用の効果もあります。

現在、年金制度が崩壊しつつあり、老後に年金で悠々と生活していくこともできなくなってくるでしょう。

それに加え、退職金も見込めなくなっており、銀行などの金融機関からの金利による資産運用も見込めません。

しかし、老後65歳で退職したとして80歳まで夫婦2人で生活をしていくとなると、5,000万円から7,000万円程度のお金が生活費だけでかかってくるといわれています。

資産運用は、資産を持っている人のみが考える事ではなく、現在そこまで資産が無い方も、老後を考えると必須の知識となります。

この記事では、誰にとっても身近な『保険』から資産運用をしていくための内容を記載していきます。

 

保険で資産運用は可能

保険での資産運用は可能です。なぜなら、支払った保険料よりも、受け取るお金の方が高くなることがあるからです。

保険には大きく分けて『掛け捨て型』と『貯蓄型』の2つの種類がありますが、貯蓄型の保険の場合、一定期間保険料を支払ったあとに支払われる『満期金』や『解約返戻金』がそれまでに支払った保険料を上回ることで、資産を増やせます。

資産運用の投資先として使える保険は大きく分けて以下の3つがあります。

  • 終身保険
  • 養老保険
  • 学資保険
  • 年金保険

以下ではそれぞれの内容について詳しく見てみましょう。

 

資産運用で投資すべき保険その1:終身保険

終身保険は、保険の対象者が死亡や高度障害に陥ったときに保険金が支払われる保険で、保障期間は途中解約しない限り一生涯続きます。

【関連記事】終身保険について詳しく知る

終身保険は投資目的だけでなく、保障面で見ても魅力的な点がいくつも挙げられます。

以下の記事では、終身保険の保障内容やメリット・デメリットについて詳しく解説しています。

終身保険の概要を知りたい人は参考にしてください。

終身保険のメリットとデメリット|プランの選び方と貯蓄性が高い運用法

 

資産運用で投資すべき保険その2:養老保険

養老保険とは、漢字の通り老後を養う貯蓄型の保険です。満期時まで保険料を払い込むと保険金が支払われ、それまでの保険料を上回ります。

【関連記事】養老保険について詳しく知る

養老保険は一時とても人気がある商品でしたが、終身保険の登場により今では販売数も少なめの傾向にあります。

養老保険に加入を考えている方は、一度メリット・デメリットを確認しておくようにしましょう。

養老保険とは|メリット・デメリットと解約返戻金の受け取りまで

 

資産運用で投資すべき保険その3:学資保険

学資保険は、子供が生まれた後に加入する保険で、子供を育てていくうえで必要になってくる、主に学費や養育費などを補填するための保険です。

学校に入学するとなると、ある程度の学費が必要になってきますので、入学祝い金という形で保険金が受け取れます。

また、親にもしもの事があった時や、子供の病気・怪我などに対しても給付金が降りる商品もあります。

【関連記事】学資保険について詳しく知る

学資保険に保障目的で加入する場合、おすすめできる人とできない人がいます。

以下の記事では、学資保険への加入がおすすめの人や、加入するべきタイミング、保険料を安く抑える方法について記載しています。

学資保険に加入を検討中の人は参考にしてください。

【完全版】学資保険とは|加入の必要性や返戻率、メリットなど徹底解説

 

資産運用で投資すべき保険その4:年金保険

個人年金保険は、公的年金とは別に個人で年金に加入して、老後に備える保険です。特に、老後のお金については上記で述べたように不安要素が多く、個人で加入しておくことで老後の資産運用に役立ちます。

【関連記事】年金保険について詳しく知る

個人年金は将来の保障のために加入する保険ですが、年金の受け取り方や保険料の支払い方にはいくつかのタイプがあります。

また、年金保険にはデメリットがあることも事実。

以下の記事では年金保険の概要について紹介しています。保障目的で加入を検討している人は参考にしてください。

個人年金保険|知っておきたい仕組みとメリット・デメリット

 

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保険で資産運用をするメリット・デメリット


ここでは、保険で資産運用するときのメリットとデメリットをまとめてみました。

 

保険で資産運用する4つのメリット

保険で資産運用するメリットは以下のようなことが挙げられます。

  • 保障を受けながら資産運用できる
  • 節税効果がある
  • 身近で始めやすい
  • 資産を増やしやすい

ここでは、それぞれの内容について詳しく見てみましょう。

 

メリット1:保障を受けながら資産運用できる

保険の役割は保障と貯蓄に分かれます。しかし、貯蓄型の保険に加入したからと言って保険の保障の役割がなくなるわけではありません。

保険商品によって様々ですが、契約者が死亡・病気になった際の保障はされます。

最低限の保障を受けながら同時に資産運用もできる事は、保険で資産運用を行っていく際の大きなメリットだと言えるでしょう。

 

メリットその2:節税効果がある

また、保険には節税効果があるのもメリットです

住民税や所得税は年間の所得から決められますが、保険に加入していることで、その年支払った保険料の一部が課税対象から控除されます。つまり税金が低くなってくるのです。

会社員の方であっても、年末調整の時期に会社に保険控除を申請すれば、1・2月の給料で控除によって戻ってきた数万円が給料に上乗せされていたという経験もあるのではないでしょうか?

1年単位だと大したことない額かもしれませんが、これが10年20年と続くとかなりの金額になってきます。

 

メリットその3:身近で始めやすい

資産運用といえば、「株式投資」や「FX」、もしくは「金」や「アンティーク品」などのさまざまな投資先がイメージされるでしょう。

しかし、どれも「あまりよく分からない」「資産がある程度あるからできる事」と思っている方も多いと思います。

短期間でリターンが返ってくる資産運用にはそれなりのリスクもありますし、よく分かっていないまま手を出してしまうと、投資詐欺などの被害にも遭います。

その点保険は、一般的にも知られており、有名な保険会社なら知らない人もいないでしょうから安心して始めやすくなっています

また、保険は月々数万円程度を長期間に渡って蓄えていく形になるので、いきなり数百、数千万円の資産を用意できない一般家庭でも始めやすいのです。

 

メリットその4:資産を増やしやすい

貯蓄型の保険では契約により解約返戻金が定められており、一定期間解約しなければ確実に資産を増やすことができます。

資産運用の投資先としては保険の他に、土地や為替、株などがありますが、どれも資産が目減りする可能性が考えられます。

しかし、保険はそのようなことはありません。

リスクが少なく資産運用できる点がメリットであるといえるでしょう。

 

保険で資産運用する4つのデメリット

一方で、保険で資産運用するデメリットは以下の4つのものが挙げられます。

  • 保険料が高い
  • 元本割れする可能性がある
  • 長期の運用が必要
  • 大きく儲けることはできない

ここではそれぞれの内容について詳しく見てみましょう。

 

デメリットその1:保険料が高い

これは、保険に加入した場合に限られる話ですが、資産運用できる保険は貯蓄型の保険と申しました。

それに対し、貯蓄性の無い保険を掛け捨て保険や定期保険といいます。

定期保険は保険料を支払っている期間のみ保障がされ、解約後は保障もされず、その間支払った保険料が返ってくることはありません(一部返ってくる商品もあります)。

その分月々支払う保険料は貯蓄型の保険に比べると安くなります。

一方、貯蓄型の保険は、貯蓄性もありますがその分の保険料も高くなってくることが言えます。毎月の保険料が負担になってしまうと、資産運用云々言っていられない状況にもなりかねません。

【関連記事】掛け捨てと積み立ての違いについて詳しく知る

積み立て型の保険は魅力的に見えるかもしれませんが、掛け捨てと比べて毎月の保険料が高く、途中で解約すると元本割れする可能性もあるため、加入する際には慎重に判断する必要があります。

以下の記事では、積み立て型保険のメリット・デメリットや加入する際に見るべきポイントについて詳しく解説しています。

加入を検討中の人は参考にしてください。

積立保険と掛け捨て保険を徹底比較|貯蓄性・返戻率で見た選び方

 

デメリットその2:途中解約してしまうと元本割れを起こすことも

月々の保険料が負担になり、途中で解約せざるを得ない状況になってしまうと、元本割れを起こすことも十分に考えられます

せっかくそれまで払った保険料もそれまでより低い返戻金しか返ってこず、保障も無くなってしまいます。

貯蓄型の保険には解約返戻金がありますが、解約返戻金は通常、保険料を数十年支払ってやっとそれまで支払った保険料を上回ります。

早い段階で解約してしまうと損しかしませんので、計画的かつ慎重に加入をする必要があります

【関連記事】解約返戻金について詳しく知る

生命保険にはさまざまな種類があり、保険によって受け取れる解約返戻金が大きく変わります。場合によっては損をしてしまう可能性もあります。

以下の記事では解約返戻金についての概要や、加入する際の注意点などを記載しています。

生命保険の解約返戻金とは|受け取れる額と返戻金の計算方法まとめ

 

デメリットその3:長期的運用が必要

上記でもお伝えしましたが、それまでの保険料が解約返戻金や保険金といった形で上回ってくるには、数十年単位の長い期間を要します。

例えば、1年後には10%の配当金がもらえたり、チャートの上がり下がりで一気に資産の価値が上がるようなことはありません。

長期的な目線で資産を運用していく必要があります

保険の資産運用で貯めた・増やしたお金の使い道は、目先の住宅購入や子供の学費(学資保険は別です)などではなく、上記でお伝えしたような、老後に備えるような長期的な目線で考えていくほうが賢明かと思われます。

 

デメリットその4:大きく儲けることはできない

保険で資産運用できるといっても、大きく儲けることはできません。他の投資先、とくに株などであれば、投資が成功し続ければ、100万円の元手が数憶円にまで増えることも不可能ではありません。

しかし保険ではそこまで資産が増えることは期待できず、元の資産の110%~120%程度であることが一般的です。

資産が目減りすることは(長期に渡り加入していれば)ありませんが、大きく儲けることができないというデメリットがあります。

 

資産運用目的で保険を選ぶときのチェックポイント

資産運用目的で保険を選ぶときのチェックポイントは、2つです。返戻率と毎月の支払い額です。

ここでは、それぞれの内容について詳しく見てみましょう。

 

チェックポイントその1:返戻率

返戻率とは、支払った保険料のうち、解約返戻金として戻ってくるお金の割合のことをいいます。具体的な計算方法は以下の通りです。

【返戻率=解約返戻金÷支払い保険料総額×100】

例えば解約返戻金が120万円で支払う総保険料が100万円の場合、

【返戻率=120万円÷100万円×100=120%】

から、返戻率は120%であることが分かります。

返戻率が高いということは、その分、投資として支払った保険料が大きなリターンとなって帰ってくるということを意味します。

反対に返戻率が100%を下回っていた場合には、資産が目減りしますので投資目的では加入すべきではないといえます。

保険加入の際は、返戻率が何%かという点を必ずチェックするようにしてください。

 

チェックポイントその2:毎月の支払い額

保険で資産運用をする場合、短期で解約すると元本割れする可能性があるため、30年程度など、長期に渡って保険料を支払わなければなりません。

保険料は毎月支払うものなので、場合によっては生活費を圧迫してしまうことも考えられます。

元は投資目的で保険に契約したものの、生活が苦しいために解約してしまっては本末転倒です。

保険を契約する場合には、長期に渡って保険料を払い続けられるかという点もチェックしましょう。

 

保険での資産運用がおすすめの人

保険での資産運用のメリット・デメリットはすでに確認してもらいましたが、それらから、保険での資産運用がおすすめの人が見えてきます。

それは、少ない額でよいので確実に利益を出したい人です。

保険での資産運用は長期に渡る契約により確実に利益が出ますが、株や為替などその他の投資と違って大きな利益を出すことはできません。

そのため、大きく儲ける必要はないけれど、資産運用で確実に利益を出したい人におすすめの投資方法だといえるでしょう。

 

資産運用におすすめの保険

それでは、これらの内容を踏まえて資産運用におすすめの保険の種類を紹介していきます。

資産運用目的で保険を考えている方は、以下の種類から保険を考えてみると手っ取り早く良い保険に出会えるかもしれませんね。

 

おすすめの保険1:低解約返戻金型終身保険

低解約返戻金型終身保険とは、解約返戻金が低いものの、一定期間保険料を支払い続けるとそこからは高額な保険金や返戻金として返ってくる保険を言います。

早く解約してしまうと、損になってしまいますが、長期的な目線で見るとかなり良い資産運用ができます。

長期間の保険料支払いもきちんと計画建てて、相当な事態にならない限りは途中解約もしないであろうという方は、低解約返戻金型終身保険がおすすめです。

【関連記事】低解約返戻金型終身保険について詳しく知る

低解約金返戻型終身保険にはメリットもあればデメリットもあります。

以下の記事では、低解約返戻金型終身保険の基本的な仕組みや特徴、活用法などについて詳しく解説しています。

返戻率の高い低解約返戻金型終身保険のメリット・デメリット

 

おすすめの保険2:利率変動型保険

保険による長期的な資産運用をしていると懸念されるのが、インフレリスクです。

インフレとは景気上昇などにより物価が上がることを言いますが、物価の価値は上がっても、もらえる保険金・返戻金は変わりませんので、結果的に資産の価値が下がります。

特に数十年単位の長期的な資産運用をしているとインフレが起きないとは言い切れません。

そこでこのような景気の変動に臨機応変に対応する保険として、利率変動型保険やアカウント型保険などがあります。

ただ、これら保険は仕組みが複雑で加入者がきちんと理解をしていないと、景気変動以前に加入者が損をしてしまうことも考えられますので、きちんと理解した上での加入をおすすめしています。

【関連記事】利率変動型保険について詳しく知る

利率変動型保険はメリットもありますが、注意しておかなければ大きく損をしてしまう可能性もあります。

以下の記事では、利率変動型保険であるアカウント型保険について詳しく解説しています。加入する際の注意点などを知りたい人は併せて参考にしてください。

自由度が高いアカウント型保険のデメリットと注意点

 

おすすめの保険3:一時払終身保険

一時払終身保険とは、一括で保険料を支払ってしまう終身保険の事で、特に高額な資産を保有している方には一度考えてみてほしい保険商品です。

高額な資産や所得があると、所得税・住民税、または、相続時の相続税などの税金対象となってきます。

それらの税金を抑えるために、一括で保険料を支払ってしまうというのも、資産運用の方法の一つです。

【関連記事】一時払終身保険について詳しく知る

一時払終身保険は資産運用に適した保険ですが、元本割れやインフレの影響を受けるなど大きなデメリットも存在します。

以下の記事では一時払終身保険について詳しく紹介していますので参考にしてください。

一時払い終身保険とは|仕組みや税金対策、注意点まで徹底解説

 

おすすめの保険4:外貨建て保険

外貨建て保険とは、保険料や保険金を日本円ではなく外貨で運用する保険を言います。資産運用の鉄則としてリスク分散があるように、資産を日本円だけで持っていることはリスクがあるのです。

外貨預金などの資産運用もありますが、まずはその入り口として外貨建て保険を始めてみるのもありでしょう。また、外貨建て保険は国内保険と比べて利率が高いので、貯蓄型保険としても優れているといえます。

【関連記事】外貨建て保険について詳しく知る

外貨建て保険は他の保険に比べて利率が高く資産運用としては優れていますが、為替のリスクなどもありデメリットも存在します。

以下の記事では外貨建て保険の概要について詳しく説明しています。加入を検討している人は併せて参考にしてください。

外貨建て保険とは|外貨建て保険のメリット・デメリット

 

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以下の記事では保険コネクトのFP無料相談サービスについて詳しく紹介しています。

FPの無料相談サービス|わずらわしい保険選びから解放される秘訣

 

まとめ

いかがでしょうか。保険によって資産運用は可能です。ただ、保険商品は様々でそれぞれの特徴を掴んでいないと、途中解約してしまったり、余計な特約が付いていたりと損をしてしまうことも考えられます。

また、保険の良し悪しは一概には言えず、契約者の状況や求めるものによっても違ってきます。

保険での資産運用をお考えの方は、資産運用のプロでもあり、保険のプロでもあるFP(ファイナンシャルプランナー)に一度相談してみることをおすすめします。

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