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ソルベンシーマージン比率とは|保険会社の支払余力・格付けの全知識

ソルベンシーマージン比率(Solvency Margin Ratio)とは、「支払い余力」とも言われ、保険会社に様々な予期せぬリスクが訪れた際に、その保険会社が保険金や返戻金などを払っていける余力を示した数値です。今回は普段聞きなれないが、保険選びに重要なソルベンシーマージン比率の仕組みや比率の見方、各保険会社の比率などを解説していきます。

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ソルベンシーマージン比率(そるべんしーまーじんひりつ Solvency Margin Ratio)とは、「支払い余力」とも言われ、保険会社の財務健全性を示した指数になります。予期せぬリスクが訪れた際に、その保険会社が保険金や返戻金などを払っていける余力を示した数値です。この比率が高ければ、高いほど、支払い余力があるということになります。

ソルベンシーマージン比率は保険選びの判断基準としても使えますので、本記事で理解していただけると、今後の保険選びにも一役買ってくれるのではないかと思います。

ソルベンシーマージン比率の仕組みと保険会社を選ぶ上での指標

では、ソルベンシーマージン比率の仕組みとはどういったものなのでしょうか。ソルベンシーマージン比率とは、保険会社が今後、予想を超えた事態に対しての保険会社の支払い能力や健全性を示した数値の一つです。

ソルベンシー(Solvency):負債などに対する支払い能力、債務超過にならない状態という意味。

保険に加入している方にとって恐ろしいことの一つは、加入先の保険会社の経営が悪化することです。保険は、長い期間を見据えた上で加入するのが一般的ですが、将来、発生するかわからない災害や株の大暴落などを予期することはできません。

ソルベンシーマージン比率は、保険会社の支払い余力を表す指標になりますが、万が一のことが訪れたときにも保険会社が支払いに対応することができるかどうかを判断する上で有効な指標になります

ソルベンシーマージン比率の計算方法

では、ソルベンシーマージン比率はどのように計算すればいいのでしょうか。ソルベンシーマージン比率は「保険業法第130」で定められており、金融庁に具体的な計算式が掲載されています。

参考:金融庁|ソルベンシー・マージン比率の概要について

 ソルベンシーマージン総額

主に保険会社の資本金になりますが、それに加え、価格変動準備金・貸倒引当金・危険準備金などが含まれます。

リスクの合計額

考えられる様々な予想を超えるリスクの合計値になります。一般的に保険会社が抱えるリスクはどのようなものがあるのでしょうか。

  • 保険リスク:大震災や疾病の流行などにより保険金の支払いが急増するようなリスク
  • 資産運用リスク:株価の暴落や為替急変などで資産価値が下落するようなリスク
  • 経営管理リスク:従業員の大規模離職や信用問題などの経営に関するリスク
  • 予定利率リスク:運用環境が悪化することで、資産運用における利回りが予定利率を下回るリスク

リスクの合計額などは更に詳細な計算式がありますが、一般の方がそこまで気にする内容ではありません。より詳しい計算方法については「ソルベンシー・マージン比率の概要について-金融庁」をご覧ください。

ソルベンシーマージン比率のボーダーライン

では、万が一の事態に対応できる保険会社は、ソルベンシーマージン比率の数値がどれくらいなのでしょうか。まず、前提として200%を下回る保険会社は、財務状況も良くないと判断され、経営の改善命令などの行政指導が入ります。

また、ほとんどの保険会社のソルベンシーマージン比率は、600%以上となっているため、600%を下限に考えると良いでしょう。

ソルベンシーマージン比率は公開されている

このソルベンシーマージン比率は、各保険会社のホームページから誰でも観覧できるようになっています。例えばインターネットの検索で「○○(保険会社名) ソルベンシーマージン比率」で検索すれば、各保険会社の公開されているページが出てきます。

ソルベンシーマージン比率と責任準備金の違い

ソルベンシーマージン比率に付随して「責任準備金」という言葉も良く目にするかと思います。この2つは、保険会社の積立金として同じような意味合いで使われますが別物です。

ソルベンシーマージン比率は、想定外のリスクに対しての「支払い余力」ですが、責任準備金は想定内の支払いに対する支払い能力(積立金)です。

責任準備金について詳しくは「保険の仕組みで重要な責任準備金と良い保険を選ぶポイント」に記載しています。

ソルベンシーマージン比率が高い保険会社一覧

まず最初に、ソルベンシーマージン比率が高い上位10位の保険会社を見てみましょう。

<ソルベンシーマージン比率TOP10(2017年10月時点)>

保険会社名(上位10) ソルベンシーマージン比率
ネオファースト生命保険 8,043.5%
みどり生命保険 7,151.7%
メディケア生命保 3,987.7%
アリアンツ生命保険 3,629.1%
東京海上日動あんしん生命 2,921.3%
ライフネット生命保険 2,689%
ソニー生命保険 2,568.8%
アクサダイレクト生命保険 2,065.7%
クレディ・アグリコル生命保険 1,859.5%
アフラック 956.1%

※各保険会社の報告を基に作成

グラフから見てわかる通り、一番比率が低い保険会社でも500%台以上が維持できています。聞きなれない保険会社もちらほら目につきますが、これはソルベンシーマージン比率が、保険会社を選ぶ際の指標の一つに過ぎないということを示しております。

そのため、ソルベンシーマージン比率を保険会社選びに有効に活用するためには、その仕組みを理解していなければなりません。

ソルベンシーマージン比率を指標にする上での注意点

では、最後にソルベンシーマージン比率を保険会社選びの指標にする上での注意点について紹介していきます。

保険選びの基準はソルベンシーマージン比率がすべてではない

ソルベンシーマージン比率は、保険会社の健全性を示す指標でありますが、保険選びの参考にしようとしている方に一点注意していただきたい事があります。それは、ソルベンシーマージン比率だけが保険選びの判断基準ではないということです。

保険会社でも商品の種類は様々ありますし、保険に加入する理由も人それぞれでしょう。ソルベンシーマージン比率は会社の健全性を示す数値ですが、保険選びではあくまでも参考程度にしてください。保険を選ぶ基準については以下をご覧ください。

参考:「生命保険の選び方|絶対に考えるべき6つのポイント

予想外の事態が起きると各保険会社のソルベンシーマージン比率も下がる傾向にある

上の図は、各社のソルベンシーマージン比率平均値の推移です。ソルベンシーマージン比率は予想外のリスクに対しての支払い余力だとお伝えしていますが、実際に予想外の事態が起きたときに各社のソルベンシーマージン比率も下がってくる傾向にあります。

例えば、2008年に大きく下がっていますが、こちらはリーマンショックによる世界金融危機が起きた年です。また、2011年については下記でお伝えするソルベンシー規制の厳格化によって各社ソルベンシーマージン比率を大幅に下げた年です。

ただ、東日本大震災が起きたこともあり、そのことも影響していると考えられます。

参考:日本の生命保険業界の現状③

ソルベンシーマージン比率が高すぎるのも考えもの

確かにソルベンシーマージン比率が高いことは、その保険会社の健全性を示します。しかし、ソルベンシーマージン比率が高すぎることも考え物なのです。と言うのも、ソルベンシーマージン比率を高くするために、契約者の保険金などを切り詰めているということが考えられるからです。

このことを受けて2011年にはソルベンシー規制の厳格化が行われており、上記のグラフのように各社のソルベンシーマージン比率も下がりました。確かに長きにわたって関わってくる保険商品は信頼が大切になりますが、そもそもの保険金が低いということは保険商品としての価値も低いと言えます。

ソルベンシーマージン比率が1000%を超える保険会社では、具体的に支払う保険料と保険金の割合をきちんと確認しましょう。

まとめ

ソルベンシーマージン比率が高ければ安心ですが、比率だけを見て選んでしまうと自分に合っていなかったということもあり得ます。ソルベンシーマージン比率の高さだけではなく、企業規模や保険会社の格付け、保険内容、掛け金等をよく見て総合的な判断をする必要があるのです。

また保険選びに迷った際は、FPに相談してみるのも1つの方法です。FPならソルベンシーマージン比率のこともよく知っていると思いますので、聞いてみるのもいいかもしれません。

【関連サイト】

保険の選び方基本編|20代以上は絶対に知るべき4つの考え方

保険の見直し:ポイントをおさえて面倒さを克服しよう!

ファイナンシャルプランナーの無料相談先と信頼できるFPの選び方

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