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医療保険の全種類|種類ごとの特徴とその必要性

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保険の種類を医療保険に絞ってみても、様々な種類があります。用途に合わせて医療保険を選んでいかないと、いざという時に役に立たなかったり、保険料を払い込んだだけになってしまうことも起こり得ます。

今回は、これから医療保険の加入を考えている方のために、医療保険の種類とその特徴についてご説明していきたいと思います。医療保険選びの参考にしていただければ幸いです。

医療保険は民間医療保険と公的医療保険の2種類

まず医療保険には、加入が義務づけられている「公的医療保険制度」があります。保険証の提示で医療費7割を負担してくれる制度ですね。

 

極論を言ってしまえば、公的医療保険制度で、十分に医療費を賄えるようでしたら、わざわざ保険会社に保険料を支払って医療保険に加入する必要性も無いのです。

 

民間医療保険と、公的医療保険の違いをまとめると以下の通りです。

民間医療保険 公的医療保険
加入条件  加入は任意で加入条件有  全国民に加入義務
保険料  年齢・保障内容などで決まる  収入によって決まる
給付方法  保険会社に申請  医療機関で自己負担を軽減
保険の役割  各個人(世帯)の保障の強化  全国民に最低限の保障

公的医療保険では、国民が医療を受けられるように、最低限の保障がされます。つまり、この保障をさらに強化するためにも民間医療保険に加入することになります。民間医療保険の必要性については、その人の状況にもよりますが、病気やケガなどのもしもの事態になったときに医療費に心配があるような貯蓄の少ない方は民間医療保険の加入を検討します。

民間医療保険と公的医療保険の違いについては、以下のコラムもご覧ください。

▶「公的医療保険制度の全知識|公的医療保険の保障内容と使い道
▶「民間医療保険と公的医療保険の違い|医療保険加入のポイント

保障期間の違いによる医療保険の種類

民間の医療保険の保障期間ですが、こちらは大きく分けると「終身医療保険」と「定期医療保険」の2種類に分けることができます。

終身医療保険

終身医療保険とは、医療保障が一生涯続く医療保険の種類を言います。いつ病気になり、医療費がかかるかは本人でも分かりませんし、高齢になるほど入院・通院をする確率は上がってきますので、保障が一生涯続くことは安心ですね。

ただ、その分月々の保険料が高くなる傾向にありますし、中途解約してしまうと損することが多いので、保険の見直しがしにくいことがデメリットとしてあります。また、加入に関して健康状態などの条件が厳しいことも特徴としてあります。

定期医療保険

定期医療保険とは、5年や10年などの決められた期間のみ保険料を支払い、その間のみ保障がされる医療保険の種類です。若い間は保険料も安いのですが、年齢が上がるにつれて保険料も高額になってきます。

契約期間が終了すれば保険料は更新されていきますが、その都度保険料は上がってきます。ですので、お子様がまだ小さくて、まさに働き盛りで入院などによって出費が困る時期や、もしもの時に備えられるくらいの貯蓄が貯まるまでの期間など、ピンポイントで加入することをオススメしています。

▶「医療保険の終身型を選ぶメリットと終身医療保険の選び方
▶「終身医療保険の全てが分かる終身保険の全知識まとめ
▶「定期保険の仕組みとメリット・デメリット|他の保険との比較

特化型医療保険の種類

医療保険と言っても、様々な保障があります。がんに対する保障がされる「がん保険」などは、代表的なものですね。どのような保障の種類があるのかをこちらでは見ていきましょう。

がん保険

お伝えのように、日本人はがんに発症することが多いことからがんに特化した「がん保険」が多く販売されています。「医療保険=がん保険」という認識の方も多いくらいです。

がんに発症する原因は、生活習慣の要因が大きいとは言われていますが、完全に防ぎきることは難しいでしょう。がん保険には、がんと診断された時点で、給付金を受け取るタイプや、がんによってかかった手術費・入院費などに対して給付金を受け取るタイプがあります。

また、がんの種類や発症部位によっては給付金が受け取ることができないものもありますので、加入前には約款をきちんと理解するようにしましょう。

▶「がん保険の必要性|必要性を見分けるポイントと賢い選び方
▶「自分に合うがん保険の選び方|賢くがん保険を選ぶ為の全知識

がんでも入れるがん保険

医療保険は病気やケガに対する保険ですから、過去に病気になった方、今後病気になる可能性が高い方は加入できないような条件が設けられているものがほとんどです。病気がちな方こそ入っておきたい医療保険ですが、病気がちな方でも比較的に加入しやすい保険の種類に「引き受け緩和型」「無選択型」の医療保険があります。

保険料は高くなる傾向にありますが、加入条件が易しいことが特徴です。このことについては、後述にてもう少し詳しくご説明いたします。

三大疾病保険

がん以外にも、日本人の死因として多い「心疾患」「脳卒中」の三大疾患に対する保障もされる保険に「三大疾病保険」というものがあります。しかし、結論を言ってしまうと、三大疾病保険への加入はあまりおすすめできません。

理由としては、保険金給付の条件が厳しい傾向にあるからです。例えば、心疾患の場合、診断を受けてから60日以上の入院にならないと給付されないなどの条件があります。単に、がんや心疾患、脳卒中と診断されれば保険金が給付されるということではないのです。

三大疾病保険に加入する場合は、これらの要件をきちんと理解した上で加入するようにして下さい。

▶「三大疾病保険の特徴と支払い要件|三大疾病保険を選ぶポイント

入院・通院費用特化型

医療保険は、基本的に対象の疾病と診断された場合に保険金が給付されることが多いです。つまり、そこから入院費用や手術費用、働けない間の収入の代わりなどに充ててくれということですが、入院期間が長引けば長引くほど費用も掛かってしまいます。

そこで、入院・通院費用に特化した医療保険も有ります。「入院保障日額」というものがあり、入院日数に応じて保険金が給付されるものです。

▶「入院保険の全て|入院保険の選び方と医療保険加入のポイント

女性向け医療保険

また、女性が発症しやすい疾病に特化した医療保険も有ります。乳がんや支給がん、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣がん、卵巣炎など女性特有の疾病に保障がされる医療保険の種類です。

特に乳がんは、女性のがんの罹患数が一番多くなっています。また、妊娠・出産時の医療費を保障してくれる女性向け医療保険も販売されています。費用の方は、通常の医療保険よりも高い傾向にありますが、女性であれば一度は検討しておきたい医療保険の種類です。

▶「女性保険とは|女性特有の病気と損をしない女性保険の選び方
▶「女性向けの医療保険|通常の医療保険との違いと年代別選び方

貯蓄性のある医療保険の種類

医療保険は基本的に、もしもの時に備える「保障」がメインです。いかに保険料を抑えつつも、充実した保障を受けられるか?というのが医療保険選びの一般的な選び方です。

ただ、医療保険にも貯蓄性のある種類もあります。上記でお伝えした、解約返戻金がある終身医療保険などが貯蓄性もあるといえるでしょう。

ただ、医療保険に貯蓄性を持たせることはあまりおすすめできません。終身医療保険でも、途中で給付金を受け取ることが無ければ、元本割れしてしまうことは十分ありますし、本来、医療保険は被保険者のライフステージに合わせて、臨機応変に加入していったほうが良いですし、今後医療の発展によって、現在発売されている医療保険の魅力も少なくなってしまうことが考えられるからです。

見直しがしにくい終身医療保険で貯蓄性を求めるのではなく、他の終身保険や養老保険、学資保険などの保険で貯蓄をしていったほうがリスクも低く、効率が良いと言えます。

▶「医療保険は積立と掛け捨てどちらが良いのかを考えてみた
▶「貯蓄型保険の全て|貯蓄型保険種類と最適な保険選びのコツ

加入条件が易しい医療保険の種類

医療保険は、特定の病気と診断された場合や入院した際に保険金が支払われる保険です。基本的に過去に、病気にかかった人や高齢の方に対しては、加入条件が厳しいということがあります。

引き受け緩和型医療保険

そのような、持病がある方や過去の入院歴があるような方でも比較的加入がしやすい保険の種類に「引き受け緩和型の医療保険」があります。通常の医療保険よりも保険料は割高になってきますが、過去に入院や病気の診断を受けた方で、通常の医療保険に加入基準に満たない方は、引き受け緩和型の医療保険を検討してみましょう。

無選択型医療保険

引き受け緩和型の医療保険でも加入できないような場合、無選択型医療保険があります。これは、審査することなく、誰でも加入することができる医療保険の種類です。しかし、注意点もあります。

まずは、保険料がさらに高くなることです。どうしても医療保険に加入したいけど、加入できない方の奥の手として加入してください。また、加入条件はないものの、保障される基準は厳しく設けられていますので、加入前に約款を必ずきちんと理解するようにして下さい。

▶「持病持ちでも保険に入る方法と持病餅でも入れる保険まとめ
▶「癌(がん)でも入れる生命保険や医療保険を選ぶ際のポイント
▶「持病のある人が医療保険を考える時に知っておくべきこと
▶「うつ病でも入れる保険と申請すべき公的手当のまとめ

医療保険に加入する判断基準

いかがでしょうか。このように、医療保険に絞ってみても様々な種類があります。数多くの中から保険を選ぶアドバイスは、FPなどの保険のプロからのアドバイスを受けることをオススメしますが、そもそも、医療保険に加入する必要性はあるのでしょうか?

こちらでは最後に、医療保険に加入する必要性や必要性を判断する基準をご説明します。

もしもの時の費用が賄えるかどうか

まず、医療保険は「入院した時、病気になった時」の医療費や保障するものです。すなわち、もしもの事態に対しての貯蓄が十分にあるようでしたら、掛け捨ての要素が強い医療保険にわざわざ加入する必要性は低いと言えます。

貯蓄の額は一概には言えませんが、おおよそ自分の年収の1~2倍程度あれば安心はできるでしょう。医療保険の加入の必要性は低いです。一方で、貯蓄が100万円以下の方は、もしもの病気やケガで入院してしまった場合の金銭的不安も出てきますので、必要性は高いと考えられます。

日々の生活習慣は規則正しいか

こちらも、一概には言えませんが、病気の原因には日々の生活習慣が影響しているものが多いです。喫煙・飲酒・暴飲暴食・夜更かし・運動不足など、生活習慣があまりよろしくない方は、日々の生活習慣を見直すことも当然ですが、もしもの可能性も高くなりますので、医療保険の必要性は高いと考えられます。

家族などを養っていく必要があるか

もしもあなたが怪我や入院で働けなくなった時に、養っている家族が多ければ多いほど、医療保険に加入する必要性は高くなると考えられます。一家の大黒柱の方は、子どもが自立するまでの間は、定期医療保険にピンポイントで加入しておいてもいいかもしれません。

会社員か自営業か

また、働き方の違いでも医療保険の必要性は変わります。大きなポイントは、会社員か自営業かの違いです。自営業の方は、もしも働けなくなった時に収入に直結してしまいます。そうなってしまうと、日々の生活や養っている家族にも影響してしまいます。病気やケガで働けなくなってしまうと困る可能性が高い、自営業の方は医療保険の必要性も高いでしょう。

▶「医療保険は必要か?医療保険の必要性・不必要性を徹底解説

まとめ

いかがでしょうか。このように単に医療保険と言っても様々な種類があります。さらには、医療保険以外の保険まで目線広げると、数え切れないほどの種類・組み合わせがあります。

これから保険の加入をしようとお考えの方は、まずは保険のプロに相談してみることをおすすめします。

保険コネクトでは、FPと気軽に無料で相談することができます。お名前・住所・相談内容などを入力すれば、お住まい・相談内容などに適したFPから連絡がありますので、相談の日程を調整してFPと直接保険の相談を行ないましょう。

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