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自動車保険の年齢条件を利用して保険料を節約する3つの方法

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自動車保険において保険料を左右する年齢条件。この年齢条件を利用して保険料を節約するには「適用範囲」「等級」「年齢条件が変更されるタイミング」の3つを理解する必要があります。

しっかりと理解するには、いっぺんに勉強をしないことです。まずは分解して、ひとつひとつ理解をしていきましょう。分解して勉強をすることで、複雑なことでもスッキリと理解できるようになります。

まずは、そもそも「自動車保険における年齢条件とはどういうものなのか」についてみていきましょう。年齢条件だけでも、適用範囲など迷ってしまうポイントはあります。あせらずに落ち着いて勉強していきましょう。

1.自動車保険の年齢条件とは?

まずは年齢条件について簡単に勉強しましょう。
自動車保険の年齢条件とは、補償をする運転者の年齢(幅)を決めることです。運転者の年齢が○○歳以上であれば補償をします、ということです。

年齢条件は基本的に3種類ある

年齢条件は全年齢補償、21歳以上補償、26歳以上補償の3区分で、保険商品によっては26歳以上からはさらに区分が分かれます。

自動車保険に加入する車両を運転する人のうち、最も若い人の年齢を設定するようになっています。これは強制ではありませんが、年齢条件に当てはまらない人が運転をして事故を起こした場合、補償を受けられなくなってしまいますので注意が必要です。

若い方が保険料は高い

年齢条件は基本的に、若い方が保険料は高くなります。事故を起こすリスクが高いのは運転に不慣れな若者の方が高いと考えるためです。そのため、全年齢補償から順番に、年齢が高くなるほど保険料が安くなっていきます。ただし70歳以上などの高齢者は、事故を起こすリスクが高くなってくるために保険料は上がります。

そのため保険料を安くするには、運転する人を限定するといった方法もあげられます。また若い方がほとんど運転をしない、といった場合は一日だけの保険に加入するといった方法も考えられます。

保険会社によって区分が異なる

年齢条件は26歳以上になると、さらに区分がわかれることについて触れました。これは保険会社によって異なるもので、30歳以上や35歳以上など、会社ごとに設定されています。

当然年齢が高いほど(高齢者は除く)保険料は安くなりますから、現在36歳なのに30歳以上補償のプランに入っている方は、他の会社の商品を探してみるのもいいかもしれません。もしかしたら、35歳以上補償の商品が見つかり、現在よりもお得なプランに加入できるかもしれません。

保険は一度入ったら放置していいものではなく、常に見直しをしていくものです。車の買い替えや車検、または1年ごとなど、その都度保険を見直す癖を身につけましょう。

2.年齢条件を使って保険料を割り引く3つのポイント

自動車保険の年齢条件は等級と並び、保険料の割引に大きく関わるポイントですから必ず抑えておきましょう。自分に合ったプランをみつけてかしこく使いましょう。上手く使うポイントは以下の3つです。

適用範囲を知ること

年齢条件の適用範囲は、同居の有無や親族であるか、配偶者かどうかなど、思っているよりも複雑になっています。適用範囲はきっちり把握しておきましょう。知らなかったために保険料を余計に払ってしまっていたということは避けたいですね。

適用範囲を知っておくことで、必要最低限のラインがわかり、正しい保険選びをすることができます。また「この場合は適用されるの?」といった不安を解消することもできます。適用範囲についての注意点は後ほど解説します。

変更するタイミングを逃さない

年齢条件は年齢ともに見直しが必要になります。特に20歳から21歳になった時、25歳から26歳になったときは、必ず見直しましょう。年齢条件を変更したら保険料がお得になるにもかかわらず、そのままにしておくのはもったいないですね。

変更するのを忘れたまま高い保険料を払い続けるのは、長期化すればするほど負担が積み重なります。変更するタイミングは誕生日を迎えたらすぐがベストと言えるでしょう。保険契約の変更は、1年間またないといけないと思っている人が多いかもしれませんが、いつでも可能です。ですから、思い立ったらすぐに保険会社に連絡を取りましょう。

等級の確認も忘れずに

年齢条件と共に保険料を大きく左右するのが等級です。等級は運転者のリスクを計る指標のようなもので、基本的に1〜20級までの区分に分かれます。等級は、初めての契約では6等級から始まります。1年間保険を使わなかった場合は1等級上がります。16等級以降は最高の割引率となり、6割引もの保険が適用されます。

無事故であれば等級は毎年上がっていきます。等級の確認を習慣づけることで、毎年保険契約のチェックをする習慣がつきます。そうすることで年齢条件のチェックを忘れにくくしてしまいましょう。二重チェックですね。

3.年齢条件によってどれくらい保険料が変わるの?

年齢条件を変更するとどれくらい保険料が変わるのでしょうか。

例えば損保ジャパン日本興亜「The クルマの保険」では新たに契約される場合の割増率・割引率は以下のようになっています。


(出典:損保ジャパン日本興亜のHPより作成)

6等級の欄を見てみると、全年齢補償では28%の割り増し、26歳以上補償では9%の割引になっています。これを使って単純な計算をしてみましょう。

保険料が例えば1,000円だとします(あくまで計算を簡単にするためで、実際の保険料ではありません)。28%割増の場合は1,280円になります。一方9%割引の場合は910円になります。全年齢補償の保険料と26歳以上補償の保険料の比を計算すると、

1280÷910=1.4065……

となります。つまり全年齢補償の方が、1.4倍もの保険料を払うことになるのです。また7等級の場合は約1.9倍、2倍近くもの差がつくのです。年齢条件についておろそかにしていると、下手をすると毎月の2倍近く余計な保険料を支払うことになるのです。これはぜひ気をつけたいですね。

また以下に、年齢条件以外の保険料が変わる要素を記載しました。

4.年齢条件以外で保険料が変わる要素

運転者を限定する

項目1でも少し触れましたね。運転者を限定することでも保険料を割引できます。限定というのは、記名被保険者本人だけ、その家族、本人と配偶者といったように運転する人を限定することです。本人限定が最も安く、運転者の限定をしない場合が最も高くなります。これもリスクの考えを元にしています。

誰が運転するのか分からない状態の場合、リスクを想定することが困難になります。そのため運転者限定なしが最も高く、人数が限定されるほど安くなるといった仕組みです。しかし安くしたいがために限定をしすぎても自由度は下がります。この車は家族で乗るもの、この車は友人と出かけたりするものといったように車に対して役割を振ることが大切と言えます。

親の等級を引き継ぐ

親の等級を引き継ぐというのは、子供に親の等級を渡し、親が新規で自動車保険に加入するということです。親の保険料は高くなってしまいますが、トータルで保険料を抑えることができます。

価格.comの試算では約7万円もお得になるパターンもありました。また引き継ぎには「同居」をしていることが絶対条件となっています。

通販型or代理店型

どういった形で保険に加入をするかによっても保険料が変わってきます。
自動車保険への加入は「通販型」と「代理店型」があります。通販型はインターネットで契約を行うもので、代理店は代理店の店員とお話をしながら契約を進めるものです。代理店型の場合は人件費が必要になるため、単純に値段だけを比較すると通販型の方がお得になっています。

しかし代理店型の場合は、契約の相談はもちろん、見直しの相談ができたりと「かかりつけ医」のような役割をしてくれる安心感もあります。自分で全て決められる自信があるかたは通販型を利用するのがいいでしょう。ひとりでは不安だというかたは、代理店を利用する方がいいかもしれません。

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5.年齢条件を変更すべき3つのタイミング


保険契約を変更するタイミングはとても大切です。保険料が安くなるタイミングが登場したら即座に変更してしまいましょう。変更するタイミングとしては主に以下の3つのパターンが考えられます。

子供が別居をした場合

子供が進学や転勤などで別居をすることになった場合は、すぐに年齢条件を親の年齢に引き上げましょう。別居をしている場合は、親族であれば年齢条件に関係なく補償をしてくれます。

子供に年齢条件が適用されるのは、同居をしている場合のみです。したがって別居になっている場合は年齢条件を引き上げても補償内容には何の影響もありません。保険契約はいつでも変更することが可能ですので、忘れないうちに変更手続きを済ませてしまいましょう。

たまに帰省をして運転する場合であれば補償はされますが、子供の住所など、別居をしている証拠をいつでも示せる用意を、忘れずにしておきましょう。

子供が実家に帰ってきた場合

子供が実家に帰ってきた場合は同居をすることになりますから、年齢条件が適用されます。年齢条件を親の年齢にしたまま子供が運転し、事故を起こしてしまった場合は補償をしてくれませんので必ず年齢条件を確認しましょう。

誕生日を迎えた場合

誕生日を迎えた時は、いろいろな保険を見直すタイミングですね。自動車保険も忘れずに見直しましょう。冒頭でも説明しましたが、特に21歳、26歳の誕生日は自動車保険の保険料を大きく左右します。年齢を重ねると自分の年はどうでもよくなってしまいがちですが、保険においてはきっちりチェックしましょう。

6.年齢条件の適用範囲に注意!

冒頭で触れたように、自動車保険の年齢条件は、条件が適用される範囲に注意しましょう。年齢条件が適用されるのは以下の3通りに当てはまる人です。

【適用範囲】
・記名被保険者
記名被保険者の配偶者
記名被保険者またはその配偶者と同居をしている親族

また年齢条件に関係なく補償をされるのは以下の2通りの人です。

【年齢条件に関係なく補償される】
同居をしていない親族
友人・知人

上記が複雑でよくわからないというかたは以下の3点を抑えておきましょう。

同居をしているか否か

親族であれ友人であれ、同居をしていない場合は年齢条件に関係なく補償をしてくれます。したがって年齢条件を決める時は同居をしている人たちのみを思い浮かべれば大丈夫です。

「同居はしていないけど親族だから...」という心配をされる方は多いと思われますが、心配は要りません。年齢条件が適用されるのは同居をしている人のみです。「同居か否か」というポイントは必ず抑えておきましょう。

運転をする頻度

運転をする頻度を想像してみましょう。自動車保険の年齢条件は、基本的に運転者の中で最も若い人の年齢に合わせるようになっています。しかし運転する頻度によっては、最も若い人にする必要性も考えなければなりません。

例えば、月に1回運転するかしないか、ほとんど運転しないといった家族がいた場合、そのために1.5〜2倍の保険料を払うのはもったいないですよね。ですから運転をする頻度によって、設定をする年齢条件を検討する必要があります。

1日自動車保険の検討

自動車保険には、一日自動車保険というものがあります。これは友人の車を借りる時や家族の車を借りるときなど、補償範囲外の人が車を運転する時のための保険です。1日あたり500円からで、一日単位で保険に加入できるため(保険会社によって異なります)、ちょっとしたお出かけに車を借りる時などに非常に便利です。

補償は、対人・対物賠償、自損事故、ロードアシストなど、通常の自動車保険とほとんど差はありません。

上の項目のように運転頻度について考えたとき、たまに子供が運転するという場合であれば、1日自動車保険を利用する方が安くつく可能性があります。月に1度運転するかしないか程度でしたら、1日自動車保険を利用した方がお得でしょう。

1日タイプの自動車保険については「全てがわかる!1日タイプ自動車保険の解説決定版」の記事で詳細に解説しています。

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7.まとめ

自動車保険の年齢条件、上手く使うポイントはたったの3つでしたね。「適用範囲をおさえる」こと、「変更するタイミングを逃さない」こと、「等級もチェックする」ことですね。

難しそうなことでも、単純化するとすんなり理解が進みます。年齢条件を理解したら、等級や運転者限定、1日限定自動車保険など、他の機能との兼ね合いも検討していきましょう!

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