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火災保険の最適な選び方と使い方|保険料を無理なく節約する方法も紹介

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住宅を購入した時、賃貸マンションに新たに入居するときに火災保険への加入を検討する方がほとんどではないでしょうか。持ち家であれば8割の方が加入していると言われています。

一概に火災保険といえども、販売している保険会社は多数あり、どれを選んでいいか迷いませんか。

火災保険は内容をしっかり理解して選ばないと、必要のない補償や特約が付与され、無駄な保険料を払ってしまうことになります。

そこで、今回は火災保険の適切な選び方と無駄な保険料を払わないための方法について解説します。

火災保険の5つの基本補償項目

火災保険の5つの基本補償項目

火災保険の基本補償項目は大きく5つのリスクに分かれます。

  1. 火災リスク(火災・落雷・破裂爆発)
  2. 風災リスク(風災・ひょう災・雪災)
  3. 水害リスク
  4. 日常リスク(盗難・建物外部からの物体の落下・飛来・衝突・水漏れ・騒擾)
  5. 破損汚損リスク(自宅でも家具や壁、ガラス戸などの破損)

 
火災保険とは呼ばれていますが、補償範囲は自然災害やその他の人的災害を幅広く補償してくれる保険です。
 

火災保険を選ぶための7つのポイント

火災保険を選ぶための7つのポイント

火災保険を選ぶためのポイントは7つあります。

  1. 保険の対象を決める
  2. 建物の構造を確認する
  3. 補償範囲を選ぶ
  4. 建物の保険金を決める
  5. 家財の補償額を決める
  6. 保険期間を決める
  7. 地震保険の加入有無を決める

 
ポイントごとに詳しく説明します。
 

1.保険の対象を決める

火災保険は、建物への補償、家財への補償の2つの補償があり、火災保険の補償範囲は建物のみ、建物と家財、家財の3種類から選べます。

建物および家財の補償範囲
建物
建物の基礎部分・車庫・浴槽
・床暖房・地デジアンテナ・便器
・調理台・物置・門、塀
家財
・現金(※盗難の場合のみ補償)
・テレビ・冷蔵庫・洗濯機
・パソコン・テーブル・洋服
・生活雑貨・カーテン・自転車
保険会社によって補償の対象が分かれるもの
・エアコン・備え付けのオーブン
・庭木

 
火災保険で補償対象にできる範囲は、持ち家か賃貸かで変わります。

火災保険の補償対象可能範囲
建物への補償
家財への補償
持ち家
補償あり
補償あり
賃貸
補償なし
補償あり

 
できれば建物への補償、家財への補償両方をつけることをおすすめしますが、かかる保険料と補償内容との兼ね合いを見て検討しましょう。

下記から、無料で火災保険の見積もりができます。

 

 

2.建物の構造を確認する

火災保険の保険料は建物の構造によって変わります。理由は、建物の主要部分が鉄筋かコンクリートか木材かで、火災になったときの損害が違ってくるからです。

つまりは、燃えにくい構造の建物ほど、火災時の損害が少ないとみなされ、保険料も安くなります。燃えやすい構造の建物は、火災時の損害が多いとみなされ保険料は高くなります。
 

構造階級別に決まる保険料

火災保険では建物の構造をM構造、T構造、H構造の3つの建物構造階級別に分類して保険料を決めています。
 

建物構造階級を決める基準

建物構造級別を決める基準は、まずは共同住宅なのかを判断して、次に建物の柱が鉄筋コンクリート(RC)、鉄骨(S)、木など、どの構造になっているかを見ます。

次に、建物全体の耐火性能の考慮のため、耐火建築物・準耐火建築物・省令準耐火建物かどうかを確認します。

耐火建造物とは、火事が起こった際に、火災が沈下するまで建物の形を保っておけるような構造の建物です。

準耐火建築物とは、火事が起こった際に45分間耐えられる構造で、外壁の開口部で延焼のおそれのある部分に防火戸等を有する建築物のことをいいます。

省令準耐火建物とは、木造住宅よりも耐火性能が高い構造の建物をいいます。

参考:建築基準法

構造階級別の建物の種類
構造階級
建物の種類
M構造
コンクリート・コンクリートブロック
レンガ・石・耐火建築物の共同住宅
T構造
コンクリート・コンクリートブロック
レンガ・石・鉄骨・共同住宅以外の耐火建築物
準耐火建築物・省令準耐火建物
H構造
M構造、T構造に該当しない建物

 
建物の構造については、専門的な知識が必要になるので住居の建築を行った会社や、ハウスメーカーに問い合わせをしましょう。
 

3.補償範囲を選ぶ

火災保険は災害や事故によって発生した損害を補填するものです。補償範囲に該当するものは以下のとおりです。これらへの補償は、つけるつけないかを選ぶことができます。

  • 火災
  • 落雷
  • 破裂・爆発(ガスなど)
  • 風災、ひょう災、雪災
  • 水災
  • 建物外部からの物体の落下・飛来・衝突
  • 漏水などによる水濡れ
  • 集団行動に伴う暴力・破壊行為
  • 盗難
  • 予測が不可能かつ突発的な事故
  • 地震、噴火、これによって発生した津波による損害(地震保険を付けた場合)

 

4.建物の保険金を決める

建物に損害が生じたときに支払われる保険金を設定しましょう。火災保険の適切な保険料は建物の評価に応じて変動します。
 

建物の評価の決め方

建物の評価は保険会社が不動産メーカーに評価額を確認し決定されます。

評価額が実際よりも低いと、損害に対しての適切な保険金がもらえない可能性もありますので、まずはご自身で評価額を調べて、保険会社が提示してきた評価額と比較をしましょう。

評価額は日本損害保険協会の火災保険の保険金額はどのように設定すればよいのか?」より調べることができます。
 

5.家財の補償額を決める

家財の補償額は家財の合計金内でご自身で決めることができます。
 

補償額算出の方法

各損害保険会社は目安となる簡易評価表を作成していますので、それぞれの損害保険会社の簡易評価表を見比べてみましょう。

参考までに下記の表は、あいおいニッセイ同和損保の簡易評価表です。

参考:あいおいニッセイ同和損保「家財評価額」の算出
 

【関連記事】家財保険で補償される対象とおすすめな選び方|賃貸の人が加入する理由
 

6.保険期間を決める

保険期間は補償を受けられる期間を決めるもので、1年から10年の期間で設定できます。補償期間は長期になるほど保険料が割引きになります。
 

7.地震保険の加入有無を決める

火災保険では地震や噴火、地震にともなって発生した津波による損害は補償されませんので、地震災害での補償を受けたい場合は、地震保険に加入する必要があります。

地震保険は、火災保険の特約になるので、地震保険単独での加入はできません。

【関連記事】地震保険への理解度は約6割。補償内容の理解が防災へ備える第一歩
 

7.地震保険の補償内容について

地震保険は民間と国が運営しており公共性の高い保険です。ですので補償内容や保険料が保険会社によって変わることはありません。

保険料が高かったり条件が悪かったりするために加入を戸惑う方もいらっしゃるかと思いますが、入っておいた方がよいといえる保険です。

【関連記事】地震保険の必要性と補償内容について知っておくべき事の全て

 

 

火災保険の保険料を抑える方法

火災保険の保険料を抑える方法

ここまで、火災保険を選ぶ手順について解説してきました。ここからは、保険料安く抑えられる方法を解説します。

火災保険の保険料を抑える方法は3つあります。

  • 補償範囲を限定する
  • 不要な特約を付けない
  • 長期契約で一括払いする

 

補償範囲を絞る

火災保険での補償はすべてつけるに越したことは無いのですが、ご自分の状態と照らし合わせて不必要なものあります。

代表的なものとして水害に対する補償があります。

【関連記事】豪雨被害の場合、火災保険でどれだけ補償できるのか?もしもの時の水害対策
 

水害での補償範囲

水害は建物への浸水によって発生した損害を補填するものです。高台などに住居があり浸水の可能性がない場合は、保障範囲から除くことで無駄な補償を減らすことができます。

特に、これから紹介する保障範囲は思い切って削ってしまっても良いでしょう。
 

水濡れ

現在は水の逆流などの発生はほとんどありません。
 

物体の飛来

隕石や飛行機が落ちてくることもほとんどないでしょう。
 

暴力・破壊行為

近年の日本では住宅の近くでデモや破壊行為が行われることは考えにくいです。

ただし、暴力・破壊行為が頻発しているようであれば検討の余地はあるかもしれません。
 

盗難

平成15年以降、盗難の発生件数は連続して減少しています。それでも心配な方は、一戸建てや3階以下にお住いであれば検討しましょう。

マンションのセキュリティにもよりますが4階以上にお住いであれば必要ないでしょう。
 

不要な特約を付けない

火災保険にはさまざまな特約がありますが、ご自身にとって不要なものも多く存在します。

不要な特約を付けないための基本的な考え方は、火災保険の本来の目的である建物と家財以外は補償する必要はないということです。
 

一般的には不要と思われる特約

一般的には不要と思われる特約を2つご紹介します。
 

・個人賠償責任特約

日常生活で加入者やその家族が他人の物を壊してしまった場合に補償されるものです。本来の火災保険の役割から考えても不要です。
 

・類焼損害特約

自宅の出火が原因で隣家に延焼してしまった場合に、隣家に対して足りない保険料を支払うものですが、ほとんどの方が火災保険に入られているので、保険料が足りなくなるというケースはほとんどありません。
 

長期契約・保険料の一括払い

火災保険の保険料は、長期かつ一括払いをすれば割引がされます。

損害保険会社によって割引率は異なりますので保険会社に確認を取るようにしましょう。
 

一般的な一括払いの年数別割引率


 

一般的な一括払いの年数別割引率において1年契約・保険料2万円の場合


※近年、台風などの自然災害が頻繁に発生するようになったことで、損害保険会社が長期の予測を立てることが難しくなりました。
そのため、36年契約ができるのは2015年10月までとなり、以降は最長10年契約となります。なお、既に36年契約をしている場合は従来通り補償されます。

長期契約かつ一括払いをした方が、お得であることがご理解いただけると思います。
 

長期契約と一括払いの注意点

長期契約かつ一括払いは保険料が割引きになり、お得なことが分かりましたが、注意点もあります。
 

注意点1.建物の実状と保険料の差

建物の価値は時間とともに下落するにもかかわらず、保険料は保険加入当時の建物の価値で計算するため、建物の実状と補償がかけ離れてしまう可能性もあります。

火災保険への契約期間はどれくらいが適切かどうかは人により変わりますので、プロの損害保険代理店に相談してみるのも一つの手でしょう。

 

 

注意点2.途中で解約しても解約返戻金がある

「現在の住宅に36年も住むかどうか分からないのに、36年契約にはどうなのだろう…」と思われるかもしれませんが、途中で解約すれば、経過していない部分の保険料は戻ってきますのでご安心ください。
 

注意点3.火災保険の二重加入に注意

厳密には保険料を抑える方法ではありませんが、よくあるケースとして火災保険の二重加入があります。

引っ越したり、自宅を売却したりした際は無駄なコストが発生しないよう、二重加入には注意しましょう。

 

 

火災保険でつけておきたい便利な特約

火災保険でつけておきたい便利な特約

火災保険では、保険金を受け取ることができるのは基本的に補償範囲内のものが予測が不可能な偶然の事故によって壊れたり使い物にならなくなった場合です。

火災保険と聞くと、大きな災害での保障を想像しますが、身近な事故なども保障してくれる特約があります。
 

子供が電化製品や家具を壊したときの補償

補償範囲に予測が不可能かつ突発的な事故を付けていれば、補償されます。

子供は決してわざと壊そうとした訳ではありませんので、損害額分を保険会社が補填してくれます。
 

自動車が自宅に突っ込んできたとき

通常は、加害者が加入していた自動車保険から補償されますが、臨時費用補償特約を付けていれば加害者の保険と自分の保険の両方から保険金がもらえます。
 

臨時費用特約とは

事故によって損害保険金が支払われる場合に必要になるさまざまな臨時の費用として、加害者側からもらえる損害保険金の一部をもらえる特約です。
 

火災保険はどこで加入する?

火災保険はどこで加入する?

火災保険に加入するのには大きく分けて2つの方法があります。銀行や不動産会社などの「保険代理店」経由で加入する方法と保険メーカーからの直販で加入する方法です。
 

火災保険を選ぶ判断基準

火災保険を選ぶ判断基準は火災保険の使い方などを充分に説明してくれるかどうかです。
 

保険代理店経由の加入がおすすめ

一言で保険代理店といっても、代理店は銀行や不動産会社、保険代理店業を専業とするプロ代理店などさまざまです。結論からお伝えすると代理店経由で加入するのが望ましいでしょう。

銀行や不動産会社は保険代理業を専業としているわけではありません。そのため、どのような場合に使えるのかについて詳しく知らないケースも存在します。

一方、プロ代理店は保険代理業を専業としていますので、どのような場合に使えるのかなどの詳しい説明をしてもらえます。また、火災保険に関する知識が充分でないという場合は、火災保険の詳しい内容が聞けるプロ代理店経由で加入することをおすすめします。
 

直販での加入は?

直販とは保険代理店を挟まずに保険メーカーから直接保険に加入することです。営業担当に会うことはなく、コールセンターの担当者などと遠隔でやり取りをするものです。

自分に合わせて適切な保障内容を組み合わせられる自由度の高さがありますので、自分に適切な火災保険が完全に理解できている場合はおすすめの方法です。
 

まとめ

いかがでしたでしょうか。火災保険の最適な選び方と、保険料を抑える方法を見てきました。

火災保険は、長い目で見れば決して安い買い物ではありません。

ご自身が必要とする補償内容と保険料の兼ね合いをみて、適切に加入するように心がけましょう。

 

 

火災保険の選び方に関するおすすめの記事

>>家財保険で補償される対象とおすすめな選び方|賃貸の人が加入する理由

火災保険の1種で、箪笥・テレビ・冷蔵庫などの『家財のみ』を補償する家財保険に関する記事です。家財保険で補償される対象と家財保険の選び方を解説します。

 

>>地震保険の必要性と補償内容について知っておくべき事の全て

地震による災害で被った被害に対する損失を補償する為の地震保険に関する記事です。地震保険の必要性と補償内容について詳しく説明します。

 

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