FPに聞いてみた!がん保険への適切な加入時期はいつ?

がん保険加入適齢期
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近しい人ががんを発症したりなど、がん保険への加入を考えるきっかけは人それぞれでしょう。

では、がんを発症しやすい年齢や死亡率、医療の進歩などのデータを素にしたときの「がん保険への適切な加入時期」とはいつなのでしょうか?

保険の専門家であるFPの藤本誠二さんに、おすすめの加入時期を聞いてみました。
 

藤本 誠二

1974年7月7日生まれ。日興証券、アクサ生命、その他金融機関にて20年の会社員を経験後、保険代理店(株)ライフアークスを設立。日本FP協会の2級FP技能検定の資格を持つファイナンシャル・プランナー。

 

がんの発症年齢と死亡率

まずは国立がん研究センターによる「最新がん統計(2018年9月更新)」のデータから、日本のがん発症年齢と死亡率を見てみましょう。
 

がんによる死亡率は40代から上がり始める

がんによる年齢別死亡率

引用:がん情報サービス 最新がん統計

2016年調べでは、日本人のがん死亡率は男女共に40代に入ると上がり始めることが分かっています。

これは食生活の欧米化も一つの要因ではありますが、少子高齢化社会の加速化も大きな原因と言われています。

免疫力は加齢と共に落ちる傾向にあるため、長生きすればその分、がんを発症する確率も上がることになるわけです。現代においてはその始まりが「働き盛りである40代」という調査結果になっています。
 

50代までは女性が高く、60代からは男性が高い

50代を見てみると、男性よりも女性におけるがん発症率が高くなっています。これはちょうど女性の更年期障害の時期と重なることから病気を見つけにくいということも一因だと言われています。

また、女性特有の「乳がん」「卵巣がん」という病気の存在もあり、これらは若い女性でもかかりやすいものです。

一方、60代になると男性のがん発症率が女性のそれを追い越し、倍近くに上昇します。男性は若いうちにがんになる可能性が低いものの、決して油断はできません。日頃から健康診断はきちんと受けておきましょう。
 

FPに聞いてみた!がん保険への加入時期はいつがいい?

現代の日本人におけるがん発症年齢や死亡率のデータを踏まえて、実際にがん保険へ加入した方が良い年齢は何歳なのでしょうか。さまざまなリスクを総合したFPさんに聞いてみました。
 

女性は20代後半から、男性は30代後半からの加入がおすすめです

年齢で言えば女性は20代後半男性では30代後半からがん保険への加入を考えた方が良いでしょう。女性では子宮頸がん・乳がんのリスクは若い頃からありますし、その発症確率も低年齢化してきています。

男性ではバリウムによる胃がん検査など、全身をくまなくチェックしてくれる人間ドックを40代になってからやっと受けるという人が多く、その際にがんが見つかった、ということも少なくありません。

保険加入後の免責期間(待期期間)があることにも注意して、人間ドック等を受ける1年半くらい前にはがん保険に加入しておくことが必要でしょう。
 

がん保険は値下がり傾向なので早めに気軽に加入しましょう

がん治療のレベルは日々進歩していて、「がんは治る病気」だという捉え方も高まってきています。そのため入院ではなく通院での治療保障がメインとなりつつあり、保険料自体も値下がり傾向にあります。

また、がん保険は、例えば糖尿病を患っていても加入出来ますので、一般的な医療保険より加入しやすいとも言えます。医療保険にきちんと入っておくことが大前提ではありますが、その上で若いうちからがん保険にもぜひ加入しておくのがベターでしょう。
 

がん保障のある医療保険への加入がより安心です

最も手っ取り早いのは、「がん保障付き医療保険」へ加入しておくことです。

平成28年度生活保障に関する調査によると、がん保険の単独加入率は37.8%です。しかし、医療保険への加入率は88.5%で、この中に「がん保障付きの医療保険」の加入者も含まれています(参考:平成30年度生命保険に関する全国実態調査)。

がん保障付き医療保険では、医療保障で様々な病気に備えつつ、がんを発症した際の保障もダブルですることが出来ますのでおすすめです。
 

まとめ

早期発見と医学の進歩により治る病気となってきている「がん」。保障をきちんと受けるためには、発症率が上がり始める40代よりも前に加入しておくのがポイントです。

そしてがん保険単独よりも、がん保障付き医療保険に加入しておいたほうがより手厚くカバーしてくれるので安心でしょう。
 

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