堀江社長のロケットの総工費は10億円以上?ロケットに保険ってかけられるの?

ロケット 補償
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つい最近ニュースを賑わした、ZOZOの前澤社長の「月へ行くことにしました」発言は、記憶に新しいところですね。

実は、今から13年も前から、元祖時代の風雲児・ホリエモンこと堀江貴文さんも、宇宙への大きな夢の実現のため、宇宙企業を立ち上げ、ロケットを打ち上げています。

今年6月にも北海道の発射場からMOMO2号機を打ち上げましたが、残念ながら数メートル飛び上がったのち炎上し、失敗してしまいました。

ところで、ロケットって、墜落したらいったいおいくらなのか気になりませんか?

今回は、ロケット1台の総工費と、墜落した際の損害について、くわしく調べてみました。

一台のロケットにかかる費用

MOMOは全長約10メートル、直径50センチ、重さ約1150キロと大きく感じますが、ロケットでいえば小型なんですね。

「インターステラテクノロジズ」は低予算でのロケットの開発に力を入れているとのことですが、MOMO1機につき総工費は数億円ではないかとの予想が挙がっています。

堀江さんもロケット事業について、テレビ番組で「10億円以上投資した。少ない方ですよ、本当は100億円以上かかる」と話しており、膨大な開発費が必要になることが分かります。(参照:livedoor BLOG)
 

ロケットが墜落してしまった場合の損害額

1機が億単位のロケットが墜落してしまった場合、当然ロケットの総工費は全て無駄になりますよね。

さらに打ち上げにも打ち上げ費用がかかっており、前述のMOMOではありませんが、JAXAが開発したH2ロケットは1回の打ち上げで約100億円が必要になります。

ロケット発射が失敗に終わった時の損失額は計りしれませんが、H2ロケット(H-IIA型)の場合で考えると、開発費が約1532億円なので、打ち上げ費と合わせて推定で1700億円以上の損害になりますね。
(参照:H2ロケットWikipedia
 

損害は誰が責任をとるのか?

ロケット墜落による損害には、例えば車が事故に遭った時のような損害賠償保険はあるのでしょうか。

日本政府は11月15日に、人工衛星やロケットの打ち上げに関する法律「人工衛星法」を施行します。

「人工衛星法」では、人工衛星や民間ロケットの打ち上げについて細かいルールが決められていますが、その中のひとつにロケットや人工衛星が衝突したり爆発したときに生じた損害に関する「第三者損害賠償制度」があります。
 

第三者損害賠償制度とは?

「第三者損害賠償制度」ではロケット打ち上げで損害が発生した場合、ロケットを製造した人には何ら責任を問わず、全て打ち上げを行った人の責任とすることが明記されています。

ロケットの墜落で責任を負う人のために、保険契約でも埋められない損害は、政府が補償することも約束されています。
(参照:人工衛星等の打上げ及び人工衛星の管理に関する法律施行規則
 

ロケットの総工費や打ち上げ費用に対する補償はない

「ロケット落下等損害賠償責任保険契約」などで補償されるのは、ロケットの打ち上げや落下、爆発の際に生じた、人や財産に対する損害のみで、ロケット自体の総工費や打ち上げ費用に対する補償はありません。

しかし、堀江さんは宇宙への夢を「諦めていない」と、次号機打ち上げに意欲を見せています。

Twitter上では挑戦し続ける堀江さんを応援する声も。

民間のロケットはまだまだ、「失敗して当たり前」の世界。

身近に宇宙へ飛び出せる未来に向けて、努力をし続ける人たちを応援したいですね。

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