老後破産…ホームレスにならないためのマネー講座

ゆとりある老後
Pocket
LINEで送る

老後はお金がかかるとはいえ、なかなか先のことは想像しにくいものです。

しかし、将来もらえる年金は今後減ることが予想されており、いまから十分な貯蓄をしておかないと生活が厳しくなってしまいます。

期待していたほど年金がもらえず、老人になってから金欠になって破産──このままではホームレスになってしまうのでは…と不安に日々をすごしているあなたに、老後のための貯蓄方法を解説します。

老後に最低限必要な資金は総額9,000万円

平均寿命が延びていると言われる現代で、老後に夫婦で生活するとなると総額9,000万円は必要と言われています。(参考:公益財団法人 生命保険文化センター 「平成28年度 生活保障に関する調査」)

1か月で約25万円は必要になり、できることなら30万円は見ておいたほうが良いでしょう。(参考記事『老後のためのお金はいくら必要なの⁉』今から知っておきたい!大人女子のための老後のマネー講座)

老後は「年金」「退職金」「貯蓄」の3つの収入があるため、年金を差し引いた不足分は退職金や貯蓄でまかなっていかなければいけません。

年金の受給額は大きく変動する

年金の受給額は働き方によって変動します。

月々の年金受給額の目安
夫(会社員)・妻(30歳から専業主婦)の場合
毎月24万円
夫(会社員)・妻(会社員)の場合
毎月30.3万円
夫(自営業)・妻(30歳から専業主婦)の場合
毎月14.3万円

 
このように、老後に生活するために1ヶ月30万円を確保するには、年金だけでは足りないのが現状です。
 

FPに聞いた。老後に1ヶ月30万円もらうために保険でできること

年金制度の改正は5年に一度行われ、これから少子高齢化が進むと年金支給額が大幅に減る可能性があり、自営業でなくとも、年金以外の準備が必須になります。

そこで「保険」は有効な手段と言えるでしょう。特に結婚している方は貯蓄以外にも保障の部分が欲しいところですので、保険を併せ持つことは大切です。

今回は、FPの藤本誠二さんに老後のために加入しておくべき保険について聞いてみました。
 

積み立て型の保険への加入をおすすめします

夫婦ともに保険に加入していると、お互いの負担を軽減することができます。

老後に老人ホームなどの施設に入居するとなるとさらに高額な費用がかかるため、毎月の生活費30万円だけでは不十分です。

そのためには積み立て型の保険でプラス保障が付いているものに早い段階で加入するとお互いのためにも安心です。
 

利率変動型を選ぶ

貯蓄には、自分で貯めていく方法や銀行の金融商品、株式投資などがあります。しかし、銀行の商品は利率が低いうえ、投資にはリスクが付きものです。

そこでおすすめなのが「利率変動型」の保険商品です。

保障はもちろんのこと、長く積み立てることで、金利上昇に伴ってお金を増やすことが可能です。積み立てる金額は夫婦で2万円ほどできると良いでしょう。

【関連記事】積立利率変動型終身保険の特徴と物価・金利変動によるリスクや注意点
 

20代・30代のうちに無理ない保険料で加入をしておく

まだ若い年代では老後のお金を少しずつでも保険で貯蓄しておくのがおすすめです。

特に「個人年金保険」は20代・30代で加入すると貯蓄と節税の面で有効です。

個人年金保険の特徴と受け取り方
特徴
受け取り方
・契約時に設定した年齢になると年金として受け取れ、死亡時は給付金として支払われる。
・2万円以下は全額保険料控除が受けられる。
終身年金…被保険者が存命の間受けとれる。
有期年金…10年単位で受け取る期間が決まっている。
確定年金…契約決めた期間は被保険者が死亡しても遺族に支払われる。

 
保険料は1万円程度だと負担も少なく、所得控除の適用で貯蓄しながら節税も兼ねることができます。

若いうちは保険を上手に使い、貯蓄と保障のバランスを考えることが大切です。現在の年齢やライフプランを考慮し、無理なく老後資金を貯蓄していきましょう。

藤本 誠二

1974年7月7日生まれ。日興証券、アクサ生命、その他金融機関にて20年の会社員を経験後、保険代理店(株)ライフアークスを設立。日本FP協会の2級FP技能検定の資格を持つファイナンシャル・プランナー。

 

出典元一覧

Pocket
LINEで送る

種類別人気コラム

  • 生命保険
  • 損害保険
  • その他の保険

保険トピックニュース

  • 人気
  • 新着
  1. 1位

    義父が自動車保険をネット保険ではなく代理店で更新し続けていた理由

    義父が自動車保険をネット保険ではなく代理店で更新し続けていた理由

    皆さまはじめまして! 新・ぜんそく力な日常と言う実体験をもとにした絵日記ブログを運営している碧乃あか男と申します。 今回初めて、保険コネクト様で記事を書かせていただく事になりました。 どうぞ...

  2. 2位

    がんで破産しないために…がん保険が適用されないケースまとめ

    がんで破産しないために…がん保険が適用されないケースまとめ

    がんを患った芸能人の訃報が続く2018年。がんに対して不安を感じてはいても、「がん保険がよく分からない」「なぜがん保険が必要なのか疑問」という人もいらっしゃるのではないでしょうか。 がんに対する備え...

  3. 3位

    アフラックから新発売「かしこく備える終身保険」で顧客ニーズに対応

    アフラックから新発売「かしこく備える終身保険」で顧客ニーズに対応

    2018年7月23日にアフラックより新しい終身保険、かしこく備える終身保険が発売されました。 今回はこの、かしこく備える終身保険のおすすめポイントと特徴をご紹介します。 解約返戻率を抑える代わ...

  4. 4位

    日本の経済ってどうなんだろう?色々と気になる「お金の話」を美人経済評論家に聞いてみた。

    日本の経済ってどうなんだろう?色々と気になる「お金の話」を美人経済評論家に聞いてみた。

    こんにちは。保険ライターの紳さんです。   皆さん、景気はどうですか?   「ぼちぼちでんな」、と答えられる方はどれほどいらっしゃるのでしょうか。僕はここ数年、...

  5. 5位

    保険はカジュアルに加入する時代!?LINEで申し込める「LINEほけん」が便利

    保険はカジュアルに加入する時代!?LINEで申し込める「LINEほけん」が便利

    近年、保険への窓口は大きく広がりました。紙の書類にサインをするものだけでなく、ネットを使って保険を申し込めるようになり、昔に比べれば手軽さも増しています。しかし、ネットでOK!と言われても、加入のたびに本...

  1. 「安さだけ」と思ってない?通販型自動車保険の本当の賢い選び方

    「安さだけ」と思ってない?通販型自動車保険の本当の賢い選び方

    任意加入の自動車保険は、代理店やディーラーで加入する人が多いですが、最近はインターネット経由で加入できる通販型の保険が増えたことで、加入手続きが簡単になり、保険料をセーブできるようにもなりました。 ...

  2. 美術品に保険をかけられるって本当?もしもの時に備えるプロの査定保険【アイ・アート・アセット株式会社】

    美術品に保険をかけられるって本当?もしもの時に備えるプロの査定保険【アイ・アート・アセット株式会社】

    美術品は資産であり、見る人、愛でる人の心を豊かにするものでもあります。 ただ、保有者には常に「盗まれたらどうしよう」「傷ついたらどうしよう」などの不安が付きまといます。 高価なもの、大切なものであ...

  3. 半年で10万人以上が利用。ロボットアドバイザー「ドーナツ」が保険見直しの「面倒くさい」を1分で解決

    半年で10万人以上が利用。ロボットアドバイザー「ドーナツ」が保険見直しの「面倒くさい」を1分で解決

    保険は、年齢や仕事・生活の環境に応じて見直す必要があります。 しかし、これがなかなか面倒な作業。 「時間がある時にやろう」と先送りにしてしまう人も多いのではないでしょうか。 そんな時に便利な...

  4. 保険業界にテクノロジーで変革を。加入者へのメリットは?InsurTechの第一人者が語る

    保険業界にテクノロジーで変革を。加入者へのメリットは?InsurTechの第一人者が語る

    突然ですが質問です。 加入している保険の保険証券、いまどこにあるか知っていますか? 「そういえば?」と思った方はいませんか? 保険証券は加入している保険の情報が記載されている大事なものですが...

  5. 保険のいらない社会へ。子供への犯罪を未然に防ぐ保険会社の新たな挑戦とは?

    保険のいらない社会へ。子供への犯罪を未然に防ぐ保険会社の新たな挑戦とは?

    GPSやIoTなどの技術を活用した子供を見守るサービスが増えています。 子供の安全確保は親にとってもっとも大事なことの1つ。少子高齢化が進む中では、社会全体で子供を守っていく取り組みが求められていま...

生命保険 680×170