「オワタ」クレカの情報を盗まれた…最新の盗難・詐欺被害と対策まとめ

クレジットカード詐欺
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先日、安部総理が2019年10月の消費税率10%引き上げを、正式に発表しました。

増税に対する消費者への支援策として、クレジットカード払いなどのキャッシュレス決済で商品を購入した消費者にはポイントを還元する予定であることも、併せて発表されましたね。

しかし今、クレジットカードに関係した盗難や詐欺事件が増加していることも忘れてはいけませんよ。

犯罪の手口も年々多様化し、クレジットカードそのものを盗まれるより、クレジットカードの情報だけを盗まれ、身に覚えのない請求が来る、現金が引き出される、などの被害が相次いでいます。

今回は誰もが被害に遭う可能性がある、クレジットカードの悪用被害について調べてみましょう。

クレジットカードの番号盗みの手口

現在、クレジットカードに関連した犯罪で多いのが「スキミング」と「フィッシング」の被害です。
 

スキミングの巧妙な手口

スキミングの手口は巧妙で、クレジットカードに付いている磁気ストライプを専用の機械で読み取るだけで情報が盗まれてしまいます。

犯行時間がほんの一瞬なので、情報が盗まれたことに気が付きにくいのが特長です。

犯人は店員などに成りすまし、スキミング装置を取り付けたカード決済機にクレジットカードを通させたり、銀行やコンビニなどに置かれたATMのカード挿入口にスキミング装置を取り付けたりして犯行を行います。
 

フィッシングに逢うリスクは常に

フィッシングの手口は大手企業などを装ったメールで偽サイトに誘導し、クレジットカード情報の更新やログインパスワードの変更などを行わせ、その情報を盗み取ります。

スキミングが怖いからカードを持ち歩かない、インターネット通販でしか利用しない、という人も気を付ける必要があります。

有名通販サイトとそっくりの偽サイトを作り、クレジットカードで商品を購入させることで情報を抜き取るケースもあります。
 

サイバー攻撃による大掛かりな詐欺も

また、サイバー攻撃により企業や通販サイトの運営会社から利用者情報やクレジットカード番号、暗証番号を抜き取る大掛かりな犯行も報告されています。

twitter上にもスキミングやフィッシング被害に遭ったという方の声が多くあがっています。


 

詐欺にあったら60日以内にカード会社に申告を

例えばクレジットカードが不正利用された後、利用明細が送られてから60日以内にカード会社に申告しなかった場合は、補償期間外となり補償が受けられませんよ。

利用明細は毎月必ずチェックし、怪しい利用履歴があればすぐにカード会社に連絡しましょう。

また、暗証番号を入力するICチップ搭載のクレジットカードで、暗証番号が漏れたことにより不正に利用された場合、暗証番号の管理を怠ったとしてカードの持ち主が責任を追及される可能性もあります。
 

クレカ詐欺に逢ってしまった場合の補償

クレジットカードにはほとんどの場合、「盗難・紛失保険」が自動的についており、クレジットカードが盗まれたり、スキミングにより悪用されたりした時は補償が受けられます。

しかし、フィッシング詐欺に遭い、インターネット上で情報が盗まれて不正に利用された場合は、本当に第三者に悪用されたのか確認が難しいこともあり、「盗難・紛失保険」では補償されない場合もあります。

【関連記事】盗難保険の補償内容とは|バイクや家財の盗難に備えた加入のメリット
 

オンライン不正利用保険

利用しているクレジットカードに「オンライン不正利用保険」が付帯していれば、フィッシングによる被害も全て補償されます。

今は「オンライン不正利用保険」を付帯しているカード会社も増えていますが、ご自分のクレジットカードの備えが万全か、一度確認しておくことをおすすめします。

ただし、「オンライン不正利用保険」に入っているクレジットカードでも、補償が受けられないケースもありますので確認が必要です。
 

番号が盗まれないようにするために

クレジットカードの悪用被害に遭わないために、いくつか気を付けておくべきポイントがあります。

クレジットカードを第三者に渡さない、ジムや銭湯など不特定多数の人が出入りする場所では貴重品をしっかり管理するなど、当然の対策のほかにできることをいくつか紹介します。
 

ICチップ入りのカードを使う

スキミングはカードの情報が入った磁気ストライプを読み取りますが、ICチップ搭載のカードはICチップ内に情報が入っており、情報量も磁気ストライプと比べて複雑で膨大なのでスキミングに時間がかかり、簡単には情報を盗み取れません。

また、ICチップ入りのクレジットカードは利用時に暗証番号が原則必要です。

暗証番号を知られないよう、入力時は手元を隠すなどの注意をしていれば、万が一情報が盗まれても利用はできません。
 

怪しいメールやサイトにはアクセスしない

フィッシング詐欺の犯人はまるで本物のように企業のホームページやいつものメールマガジン、お知らせメールに似せて、あなたの情報を抜き取ろうと狙ってきます。

本当にその会社やサイトから送られたメールなのか、普段くるメールやサイトと違うところはないか、よく確認することが重要です。

また、あなたのアカウントが乗っ取られた可能性がある、クレジットカード情報が盗まれた、などと言って、電話やメールで暗証番号や違うクレジットカードの番号を聞き出そうとしてくる場合もあります。

不安を煽るようなことを言われても、冷静に判断し、個人情報を教えることは避けましょう。

増税後にはますます便利になるかもしれないクレジットカードですが、今から安全対策にも心掛けていきたいものです。

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