女性保険女性特有の病気に備える保険

女性保険（じょせいほけん）とは、女性特有の病気に備える保険です。万が一、病気にかかった際に入院費用や手術費用を手厚くサポートしてくれる保険です。

加入前に知っておくこと

医療保険に女性疾病特約が付帯された商品がほとんどです。乳房や子宮、卵巣の病気、異常分娩や子宮外妊娠など女性特有の病気になって治療を受けた際、手厚い保障を受けられます。

女性保険では、女性特有の病気になった際もそれ以外の病気やケガをした際も給付金を受け取れます。女性特有の病気で入院した際は、主契約の入院給付金額に上乗せされた額が支払われるため、とくに女性特有の病気が気になる人に最適です。

医療保険との違い

主契約の入院給付金日額が高額であれば、女性疾病特約は必要ないと言えます。しかし、女性疾病特約は保険金支払条件が限定されていることから、主契約の入院給付金日額を増額するより保険料が割安です。

また、女性特有の病気で入院する際は、個室や少人数部屋を希望する方もいるでしょう。個室や少人数部屋を選択した場合は差額ベッド代がかかります。女性疾病特約によって入院給付金が上乗せされれば、経済的な負担を減らせます。

女性保険で給付金の支払対象になるのは、基本的に公的医療保険が適用される治療です。通常の妊娠、出産では給付金は支払われませんが、帝王切開や切迫流産などは対象になります。

女性保険には祝い金やボーナスが出るもの、乳房再建手術を受けた時に一時金が支払われるものなど、商品によって保障内容が異なります。保障内容や保険料を比較し、最適な保険を選びましょう。

祝い金やボーナス、一時金が給付されるなど保障内容が充実した保険ほど保険料が割高です。女性特有の病気を不安視していない方は、通常の医療保険で十分カバーできるケースもあるため、加入を検討する際は、通常の医療保険とも比較してみてください。