収入保障保険若くして死亡した場合に保険金が多い保険
収入保障保険(しゅうにゅうほしょうほけん)とは、若いうちに死亡した場合に保険金の総額が多くもらえる保険です。俊を重ねるごとに保険金総額が減っていく保険です。
加入前に知っておくこと
収入保障保険とは
死亡、高度障害時に決まった保険金額が毎月、受取人に支給される保険です。全額を一度に受け取ることも可能ですが、分割より減額されます。
毎月の収入より保険金額を設定するのが基本です。遺族年金を考慮し被保険者本人が定年退職する年齢程度までの保険期間を目安にしましょう。
仕組みと特徴
収入保障保険は、保険金を年金としてお給料のように受け取ることができる保険です。一度に高額の保険金を受け取って、思わず使いすぎてしまい、後に生活費が足りなくなってしまうなどの失敗を防ぐことができます。
収入保障保険額の推移
掛け捨ての定期保険の変化型ともいえる収入保障保険ですが、保障が低減していく特徴より定期保険と比較した場合、保険料は安くなります。
満期まで保障ですが、直前で万が一が発生した場合、最低保証として1~10年の保障期間を設けることもできます。

一般的な定期保険との違い
どちらも掛け捨ての保険という共通点を持っていますが、大きな違いは万が一の事態がいつ起こるかによって、受取額に差が出てきます。
お子さんが小さい時に契約者に万が一の事態があった場合に、受取金額を大きくなっており、年月と共に受取額が低くなってくることが、定期保険との違いになります。
家族の学費や生活費を補償するために使われるケースが多いです。

就業不能保険・所得補償保険との違い
払込保険料累計額 | 所得保障保険 | 収入保障保険 |
---|---|---|
販売保険 | 損害保険会社 | 生命保険会社 |
保険金の支払事由 | 被保険者が病気やケガなどで動けなくなったとき | 被保険者が死亡した時 |
補償/保障割合 | 年収の最大60%ぐらいまでを補償 | 年収に関係なく補償額を設定可能 |
保険金の支払方式 | 一定期間毎月受け取るタイプがほとんど | 一時金で受け取るタイプや一定期間毎月受け取るタイプがある |
保険期間 | 1年毎の更新が多い | 10年、20年など長期間のものが多い |
収入保障保険の保険金にかかる税金
被保険者 | 保険料負担者 | 保険料受取人 | かかる税金 |
---|---|---|---|
夫 | 夫 | 妻 | 相続税 |
夫 | 妻 | 妻 | 所得税 |
夫 | 妻 | 子 | 贈与税 |
収入保障保険の加入例
加入時点の保険金総額 | 保険料負担者 | ||
---|---|---|---|
加入年齢 | 25歳 | 4,200万円 | 2,870円 |
30歳 | 3,600万円 | 3,040円 | |
35歳 | 3,000万円 | 3,280円 | |
40歳 | 2,400万円 | 3,560円 | |
45歳 | 1,800万円 | 3,780円 | |
50歳 | 1,200万円 | 3,840円 |
参考:収入保障保険シミュレーション 比較 | 価格.com
収入保障保険のメリットとデメリット
保険料が安いのが特徴ですが、無駄が少ないのでコストパフォーマンスも高いです。保障の資金差額は、本来三角形をしています。終身や養老で保障を整えれば掛け捨て率は減りますが、その分保険料は高くなりますので長く継続して払っていかなければいけません。
メリット
- 月々、安定的に死亡保険金をもらえる
- 高度障害になった場合、自分で保険金を受け取れる
- 保険金額の設定がし易く安価で分かりやすい
デメリット
- 契約満期まで何事もない場合、何も受け取れない
- 解約してもほとんど返戻金が無い
- 保険金額が年々減少していく
保険について「何から始めるべきか、何をすべきか、何を聞けばいいのかわからない」と悩まれているなら、一度「保険のプロ」にご相談されることをオススメします。保険だけでなく暮らしとお金に関するお悩みも解決いたします。

選び方のポイント
収入保障保険の選び方
保障は必要だけど、保険料をとにかく抑えたい方や資産形成に関しては別の金融商品(株、投資信託、確定拠出年金)などの運用をやられている方にお勧めです。
収入保障保険選びの基本的な考え方
保険と貯蓄や積立は全く違います。万が一の際に貯金していれば問題ないという方にもし何かあった場合、配偶者やお子様はどうなるのでしょうか?また、高度障害になれば生きているので働けない上に毎月の生活費、治療費が生きている限り必要になります。
収入保障保険がおすすめな方
- 保険料を抑えたい人
- 家族の生活費を確保したい人
- 資産形成を保険以外でお考えの人
- 独身で高度障害に備えたい人
保険について「何から始めるべきか、何をすべきか、何を聞けばいいのかわからない」と悩まれているなら、一度「保険のプロ」にご相談されることをオススメします。保険だけでなく暮らしとお金に関するお悩みも解決いたします。
