【飼い主必見】おすすめペット保険と選び方まとめ
2023年11月27日

ペットが病気やケガをした時に、心強いペット保険。比較的新しい保険ですから、このように感じていらっしゃる方が多いことでしょう。
「存在は知っているけど、具体的にどのようなものかは知らない。」
「ペット保険への加入を考えてはいるけれど、選び方が分からない。」
毎日我が子のように愛でているペットが、がんになってしまった。すぐさま動物病院へ行くと、手術や入院などの治療費は40万円かかると言われた。ペットの治療費は、意外なほどに高額なことが多いのです。
本コラムでは最近話題のペット保険の選び方を解説しています。ペット保険の仕組みについても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ペット保険は必要か?動物病院にかかる費用
さて、ペット保険について解説していく前に、病院にかかるおおまかな費用を確認してみましょう。
病気の種類や進行具合によりますが、例えば、がん治療の場合、以下のように総額が40万円を超えるケースもあります。
例)
・通院 10,000円/1回 ×14日間
・入院 20,000円/1回 ×10日間
・手術 100,000円
ペットも大切な家族の一員。病気やケガの備えをしておいたほうが、安心して過ごせますね。そんな安心を実現するのが「ペット保険」です。
ヨーロッパやアメリカでは既に一般的になっていますが、日本で一般的になってきたのは近年のこと。ペットの医療費は高額になりやすいので、ニーズが高まってきています。
ペット保険の仕組み
ここではペット保険の基本とも言える、仕組みの部分を解説します。
ペット保険とは?
ペットが病気やケガをして動物病院などで治療をしてもらった時、費用の一部を保険会社に負担してもらうものです。
補償の種類
補償の種類には定率補償と定額補償、実費補償があります。
定額補償
限度額内で、一定の金額を負担してもらえます。限度額は実際に治療にかかった費用を上限とする会社が多いです。
定率補償
50%、70%のように、かかった費用に対して一定の割合を補償してくれます。補償額には、限度額があります。
実費補償
実際にかかった治療費を補償してくれます。
保険金の受け取り方
保険金の受け取り方法は、主に以下の2種類になります。
【パターン1】
①動物病院の窓口で全額を一旦支払い
↓
②保険会社に請求する
↓
③審査後、保険金が振り込まれる
【パターン2】
①動物病院で窓口精算手続きを行い、自己負担分だけ支払う
↓
②動物病院が差額分を保険会社に請求する
パターン2は窓口精算に対応している病院のみ利用できます。
保険の悩みと言えば、どの会社のどのプランに入ればいいのか分からないことではないでしょうか。そんな方のために、ペット保険の賢い選び方をご紹介いたします。
なお今日用意されている保険商品は、ほとんどが犬や猫を対象としたものですが、鳥類・爬虫類を対象としたプランもあります。
ペット保険の賢い選び方
ペット保険を選ぶ際には「バランス」が大切です。目的に応じて、補償内容と掛け金のバランスを考慮して、保険会社・プランを選択しましょう。
以下に、バランスを保つためのポイントを紹介いたします。
補償範囲を考える
ペット保険は、補償を手術のみに限定したプランや通院まで補償してくれる手厚いプランなど様々です。手厚い保険ほど安心できますが、保険料が高いというデメリットがあります。
どこまで補償してほしいのか、どれくらいまで保険料を払ってもいいのかを考え、補償範囲を決めましょう。
補償割合を決める
補償割合とは、治療にかかった費用のうち何割を補償してもらうかです。商品によって異なり、50%、70%、100%などがあります。保険料とのバランスを見て決定してください。
更新可能年齢をチェックする
更新可能年齢に制限を設けている商品があります。せっかく加入できてもシニアになったらそれ以上更新できない、となると心配ですよね。また、保険料は年齢によって徐々に上がっていくため、注意しましょう。
年間限度日数をチェックする
年間限度日数を超えると補償が受けられなくなってしまいます。例えば、ある保険商品では、通院で20日・入院で30日の年間限度日数が設けられています。
一般的なペットより病気がち、ケガが多いと感じたら、限度額に達するまで回数制限なしのプランを選択することが賢いと言えますね。
専門家に相談してみる
上記を考えてみたけど、どうしても自信がない!という方は、専門家に相談してみるのもひとつの手でしょう。
保険会社やFPに相談し、最適な保険を提案してもらってください。
今話題のペット保険、おすすめの保険は?
ペット保険は損害保険会社や少額短期保険会社が取り扱っており、会社によってさまざまなプランが用意されています。
目的に応じて最適なプランを選ぶことが望ましいですが、複雑で、何をどう比較したらいいのかなかなか分かりません。
そこで以下に、支払い限度額(1日あたりの最高額)と年間の限度日数(回数)、更新可能年齢の比較表を示しました。あくまで一例として参考にしてください。
支払い限度額と限度日数(回数)、更新可能年齢の比較表(損害保険会社)
会社名 | 支払い限度額と限度日数(回数) | 更新可能年齢 | |
通院・入院 | 手術 | ||
A社 | 14,000円
20日まで |
140,000円
2回まで |
終身可能(新規の犬・猫は7歳11ヶ月まで) |
B社 | 上限なし(※)
日数制限なし |
上限なし(※)
回数制限なし |
終身可能(新規は8歳まで) |
C社 | 12,000円
22日まで |
100,000円
2回まで |
終身可能(新規は12歳11ヶ月まで) |
D社 | 制限なし(※) | 制限なし(※) | 終身可能(新規は10歳まで) |
支払い限度額と限度日数(回数)、更新可能年齢の比較表(少額短期保険会社)
会社名 | 支払い限度額と限度日数 | 更新可能年齢 | |
通院・入院 | 手術 | ||
E社 | 通院:10,000円、20日まで
入院:20,000、30日まで |
100,000円
2回まで |
終身可能(新規は8歳11ヶ月まで) |
F社 | 制限なし(※) | 制限なし(※) | 終身可能(新規は10歳11ヵ月まで) |
G社 | 通院:12,500円
30日まで 入院:1回につき125,000円、日数制限は無し。3回まで |
100,000円
1回まで |
終身可能(新規は8歳まで) |
※年間支払い限度額に達するまで制限がないという意味です。
表の通院・入院欄を見ると、1日あたりの上限額は10,000円から14,000円あたりで推移しています。また制限なしの会社もいくつかあります。
どの会社も新規で加入できる年齢に制限があるため、早めに入ることをおすすめします。
ペット保険が必要ない人
ペット保険はどれを選べばいいか分からないといった問題もありますが、そもそも必要なの?という疑問もありますね。以下の項目に該当する人はペット保険が必要ないかもしれません。
治療費を支払える資金が十分にある
ペット保険は、ペットが病気・ケガをした時の治療費が支払えるか分からないといった不安を取り除くためにあります。資金が十分にある方は、わざわざ加入する必要もないでしょう。
他人にケガを負わせないかが一番心配
自分のペットが他人にケガを負わせた時のみの補償がほしい方は、火災保険や傷害保険、自動車保険などの「個人賠償責任補償特約(日常賠償責任保険特約)」を利用するといいでしょう。賠償金のために、ペット保険に加入して賠償責任の特約を結ぶだけなら、既に加入している保険を利用するのがおすすめです。
加入前に既に病気・ケガをしている
ペット保険加入前に、既に病気やケガをしている場合、残念ながら補償を受けることはできません。既往症がある場合は加入を断られるケースがあります。
まとめ
人がいつどこで病気・ケガをするか分からないように、大切なペットもいつ病気やケガをするか分かりません。また、医療費も高額になります。家族と同じように考える必要がありますね。ぜひこの記事を参考に、ご自身に最適なペット保険を探してみてください。
※2023年9月時点の情報です
監修:ファイナンシャルプランニング技能士 垣内結以